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2 青春小説 学園物

黒板には古事記とかかれた横に天照大神、スサノオ尊と書かれている
「日本のもっとも有名な神様はアマテラスオオカミ。太陽神だね。このアマテラスオオカミは女性なんだな。だから日本は女性が強い。それに
このスサノオ、この神様というか、実はマザコンたった。だから日本の
男性はマザコンが多い」
教室から笑い声がおこり
「私のとこもそう」
「私も、私も」
という声があがる
「ああ、女性には頭があがりませんね」
と男子高校生が独り言のように呟いた。
チャイムが鳴り、教室を後にして、職員室に向かった彼は、廊下でこの
学校で唯一の若い女性教師立花ユカリ先生と会った
お互い会釈をして、そのまますれ違ったが、その美しさに彼はしばらく
見とれていた。
その歩く姿は花が動いてるようであった。
「上高地先生」
と彼女はふりむいた
「はい」
彼は思わず緊張した
「なんでもありません」
そう言って彼女は歩いていった

放課後四時半ごろ彼は校長室へ呼ばれた。
入ると、正面に校長と教頭がこちらを睨みけるような表情で腰かけている。
その二人の向かい合う形で、高そうな派手な赤いコートを身にまとった
女性がいた。首には天然アメジストのネックレス。腕にはローレックスの時計。指には眩しいグリーンのダイヤモンド
派手な化粧が年齢を隠していた。
「私、上高地といいます。あの何か」
「何かではありませんよ。上高地先生」
と呆れた顔で教頭は言った
「こちら、安本君のおかぁさんだ」
と校長は紹介し、
「まぁ、座りたまえ」
と彼を自分の横に座らせた。
「わかってると思うが。君はとんでもないことをしてくれたね」
と校長は彼のほうを向き、睨んだ。
彼は校長だけでなく、教頭、ご婦人の冷ややかな視線を全身に感じ
硬直した。
恐らくあのことのこと言ってるのか、そうに違いないと確信したが
「あの、なんのことでしようか」
とわざと惚けてみせた
「何のことじゃありませんよ。うちの息子になんてことを」
とご婦人は声を荒げ興奮していた。
「上高地先生あなたは安本君を殴ったそうじゃないか」
と校長は言うと
「どうなんです。上高地先生」
と教頭が続けて言った
「いや、確かにそうかも知れませんが、あれは手加減」
彼が言い終わらないうちに
「殴ったのは確かなんだな」
と校長が彼の言い訳を封じこめるようにいった
ご婦人はハンドバックからハンカチを取り出し、その派手な化粧の頬に
あて、
「うちの坊ちゃんは人に殴られたことがないんですよ。どう責任を取る
おつもりですか」
と声を荒げ、身を乗り出し、唾を吐きながら、興奮していた
「まぁまぁまぁまぁ」
と校長はなだめるようにご婦人を抑え、
「上高地先生はまだ今年この学校に赴任してきたばかりですし、お坊ちゃんのほうもなんともないと言うことですので、ここは穏便にお願いできないでしようか。まことに申し訳ございません」
と校長は椅子から離れ、土下座して謝った。
彼は、校長謝ることありませんよ。彼は殴られるようなことしたんです。
と言ってやろうと思ったが、ここは取り合えず穏便に済ませたほうがいいと思い、校長に習って、
「まことに申し訳ありませんでした」
と不本意ながら土下座して謝った
「今回のとこはこれで帰ります。今後お坊ちゃんにもしものことがあっ たらただじゃおきませんからね」
と婦人はそそくさと立ち上がり、
「私は忙しいからこれで失礼します」
と婦人の携帯が鳴り、
「なーに百万でいいわよ。二百万」
と喋りながら、校長室を出て行った。






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テーマ : 連載小説 - ジャンル : 小説・文学

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